テキサス州の地理

このサイトのタイトルにもなっているヒューストンですが、日本人の間ではあまり有名とは言えない土地です。せっかくこのサイトに迷い込んで来てくださったあなたに、少しでもヒューストンのことを知っていただこうと思います。

ヒューストンの魅力はとても1ページでは紹介できないので、何回かに分けて紹介します。今回はまずヒューストンが存在するテキサス州を紹介します。アメリカの州は日本の都道府県のようなものだと思ってください。そして、ヒューストンは市にあたります。

テキサス州の地理と人口

右はアメリカの地図です。そしてピンクに塗ってあるのがヒューストンのあるテキサス州です。テキサス州は面積がアメリカ50州の中でアラスカ州についで2番目に大きく、696,241㎢(wikiより)。なんと日本の国土面積の2倍近くあります!Σ(・ω・ノ)ノ

そして人口も全米第2位の2,514万人(wikiより2010年統計)です。人口は日本の約5分の1なんですよね。つまり人口密度は日本の10分の1…そりゃ土地も安いってもんです。人口が全米第2位なだけのことはあって、市域人口と呼ばれる統計ではテキサス州が全米上位10位のうち3つを占めています。

  • 第4位:ヒューストン
  • 第7位:サンアントニオ
  • 第9位:ダラス

ヒューストンは言わずもがな。サンアントニオは観光の街です。ダラスはケネディ大統領が暗殺された街として有名ですね…(-_-;)これが都市圏人口と呼ばれる統計になると、ダラスは全米6位の区分、ヒューストンは全米8位の区分になります。

テキサス州の旗と歴史

一般的に、アメリカでは州旗を国旗と同じ高さに掲揚できないんですが、テキサス州は50州の中で唯一、州旗を国旗と同じ高さに掲揚できる州であったりします。右がテキサス州の州旗です。

というのも、テキサス州はアメリカ合衆国(当時は連合国)が強引に買い取った土地ではなく、テキサス共和国が自ら進んで合衆国に併合されて出来上がった州であるため、独立性の証明のためにこのような扱いなんだとか。正確なところはわかりませんが…(^_^;)

テキサス州の州旗はその見た目から Lone Star (一つ星)という愛称があります。ちなみにこの旗はテキサス共和国時代の国旗であり、テキサス州にとって4番目の旗になります。テキサス州はスペイン、フランス、メキシコ、テキサス共和国、アメリカ連合国、アメリカ合衆国の6つの旗を掲げてきました。これらの旗をシックスフラッグスと言います。自分で撮った写真があったんですが、旗の柄があまりよく分からなかったので掲載に至らず…。

テキサス州の民族

テキサスはカウボーイのイメージがあるので、白人を思い浮かべる人も多いかもしれません。実際、2004年の統計を見ると白人がおよそ50%であろう、と言われています。しかし、ヒューストンは2~3年前にヒスパニックが半数を超えたそうです。メキシコと国境を接しているため、民族の混合が進んでいます。

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